先週、レーザークラスに挑戦した彩ちゃん。
レーザー芦屋フリートの西野キャプテンから、陸の上でレクチャーと、海でコーチしてもらい、 風さえ安定していれば、何とか１人でレーザーに乗れるようになった彩ちゃんです。
そしてセーリングを覚えていくのに絶対身に着けていなければいけないテクニック、 転覆したヨットを起こす練習、いわゆるチン起こしに初挑戦。スタッフや西野さんが見守る中、 なんと二回目の挑戦ですんなりとクリアー。
いぇ～い！！ますますヨットの面白さがわかってきた彩ちゃんです。
あらら…彩ちゃん今日は１人でハーバーを出ていきます。 実は彩ちゃん、今日のレースに備えて、西野さんにこっそりスロープからの 出港方法を教えてもらっていたのです。 モチロン　西野さんが乗るサポートボートはスロープの外で待機しています。
それにしても、実に堂々としたものだ。
いやはや…早速スタッフも、サポートボートに乗船して彩ちゃんを追っかけます。
ついに彩ちゃん、レースが行われる西宮沖まで１人でやってきました。
今日彩ちゃんが参加したレーザー芦屋フリートのレースは、 月一回行われる芦屋フリート独自のレースで、７月２８・２９日西宮沖で開催する、 宮崎、広島、沼津、そしてグアムからの参加者もある、レーザー芦屋フリートの一大イベント、 ジアイカップのリハーサルを兼ねたフリートレースです。
彩ちゃんの参加資格は、オブザーバーつまり正式参加艇の邪魔にならないこと、 成績は記録されない、しかし西野さんのコーチは受けていいという、
レース委員会のご好意で参加、つまりお客さん出場の彩ちゃんですが、 先行するクラスがスタートした後ばったりと風が止まってしまいました。
風待ちのスタート延期です。
風待ちは、セーラーにとって辛いもの、我慢できない彩ちゃん、艇の上で居眠りしたり、 ベーラーつまり水抜き穴をあけようとしたり、いたずらが続きます
彩ちゃん曰く『風のないクルーザーレースでセーラーが寝ている理由がわかりました』…そうです。
レースコミッティーが、風のない中、なんとかスタートをしてくれました。
彩ちゃん初めて舵を持ってスタートです。
第一風上マークまで頑張った彩ちゃんですが、マーク回航の手前でノーレース。
しかしレース海面からハーバーへ帰る僅かな間に前線が通過、 スコールと一緒に南からの風がドッと吹き出した。 行けるところまで行ってみたいという彩ちゃん。西野さんの判断で、レッツゴーセーリング！
彩ちゃん、生まれて初めて土砂降りの中でセーリング！レーサー達にとってはいい風だが、 彩ちゃんにとっては嵐に匹敵する強風だ！
西野さんの緊張した声が飛ぶ…レーザークラス挑戦2回目の彩ちゃん、 スコールの中でどんなセーリングを見せるのか？
この夏ヨット体験を目指すあなた、必見の彩ちゃん突撃レーザー挑戦パートⅡ！！