ラジアルワールド 2010
報告: 八木谷 允
7月6日~14日にスコットランドのラーグスで開催されたレーザーラジアルワールドに参加して来ました。同大会への参加は昨年に引き続き二回目になります。昨年は日本での開催であった為、海外でのレースは今回が初めてとなります。
世界選手権の開催場所のラーグスは、緯度が高い為、夏でも最高気温は20度程で朝は気温が10度を切ります。そして、天気は、毎日曇り空で、ほぼ毎日雨が降ります。
海水の温度も冷たく、海上では冬の格好でヨットに乗ってました。本当に寒かったです。。。
こんなラーグスですが、なぜかアイスクリーム屋さんが町の規模の割に非常に多かったです。
老若男女問わず、町中でアイスクリームを食べてる人たちが沢山いました。
この町は、アイスクリームが大好きみたいです。
レースについてですが、まず、結果から申し上げると、63位でした。
私自身、ゴールドフリートを目標にしておりましたが、残念ながら届きませんでした。
レースを通じて感じたのは、基本的な事が一番大切なのだと感じました。
コース引きにしてもそうですが、マークにより向かうサイドで走る。極々当たり前のことですが、重要です。
現地でトップセーラーからアドバイスを受けたのですが、
権利艇が来たから下でタックをして受ける、また権利艇が来たから下で受けるといったように、他艇によりあっちこち向きを変えるのではなく、もっと大きく海面・風をとらえてレースを運ぶことが重要。
また、私が「左に突っ込んで失敗しました」と言った際には、「突っ込むのではなく、きた風を受ける! 」といった事を教えてもらいました。
世界大会では少しのミスで順位を大きく落とします。基本的な事(または、リスクの少ない事)が本当に重要であることを本当に実感しました。
走る技術については、"波の無い" 軽順風の風ではトップ集団の人たちと艇速に歴然とした差は感じれませんでしたが、波が出てくると、クローズでは上手く波を潰し、フリーでは上手く波を利用します。
特にフリーではアグレッシブに艇の向きが変わっていますが、舵の向きとマストの傾き、本当に安定しています。本当に上手いです!
最後に、
今回は、応援して頂き本当に有難うございました。
成績は良かったとは言えませんが、ヨットは勿論の事、ヨット以外の事での経験をつむことができました。毎日が本当に刺激のある日々でした。
また、海外レース行きたいです!!!
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