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ラジアル全日本選手権 2011


報告: 福田 育弘

11月4日から3日間にわたり、境港で開催されたラジアル全日本に出場しました。
芦屋フリートからは、上田さん・安藤さん・西野さん・久保さん・八木谷さん・木村恵理花さん・福田の 7名が参加しました。

初日は晴天の中、3レース(強風)。2日目・3日目は雨天の中それぞれ 1レース(微風)・3レース(順風)が実施されました。艇数66艇のビッグフリートでしたがフリート分けは行わず皆で同じレースを戦いました。

出場メンバーは老若男女入り乱れており、レーザーがいかに幅広い世代に愛されているかを実感した大会でもありました。また女子・ユースは上位の大会への切符が掛かっており、ハイレベルな大会となりました。

久しぶりの全日本でもあり、鼻息荒く仕事も休んで参戦しましたが、初日よりつまずき(1・2レースでリコール)、後は負のスパイラルに陥り、良いとこなしの遠征となりました。嫁からは引退勧告が出されましたが、無言でやり過ごしています。

悪いだけで終わるのは成長がないので、少し反省したいと思います。改善すべきことは、フリーのスピードと位置取り。波のある海面のクローズの走りです。

フリーの際は後方より他艇が見る見る差を詰めて来るので、気になって中途半端に上ったり落としたりで、いい波・ブローに向かって走れず、「えっ」と言う位に抜かれてしまいます。自分は速いのだと暗示を掛けて、自分の世界に入る必要があります。下位の争いではありましたが、下マーク回航ではスピードを落とし、インをつくいい練習になりました。

波のある海面のクローズでは、ブローをスピードに変える為に、バウが上を向き過ぎないように注意して走っているつもりですが、中風以下ではどうしてもスピードがつかず、致命的な問題があるようです。何方かご指南お願いします。

広島F前田さんの上マークのアプローチで参考になった場面があったので紹介します。
上マークのアプローチラインに複数艇が並び、これからスターボードのラインに乗ろうと思うと、ショートしたくないのでどうしてもラインの上へと膨らんでいきます。またポートアプローチ時にブランケットとなり、ラインもオーバーすることになって、一度のアプローチですごく遅れることがあります。
そんな時に早めに(スターボードアプローチの艇のブランケットの影響が少ない内に)左海面に向かい、ポートアプローチでマークに向かい、スターボードアプローチの艇団の内に入る。得てしてラインは上に膨らんでおり、艇団がオーバーセール気味なので、タックを返せるルームが意外とあるようで、前田さんは上手くその隙間に入り込んでいました。タックで失敗し、やらかすようなリスクもありますが.....

レセプションはハーバー近くのキノコホテル(マリーナホテル)で開催されました。′60s の生バンド・生ビール・舟盛り蟹の大船団と至れり尽くせりで大満足でした。その中でも、境港の村上さん・広島の平井さん・高橋さんが火付け役になり、皆で酔いながらのアヒルダンスが始まると、レディースナショナルチームメンバーも佐々木コーチも踊り出し、大笑いのダンスパーティーになりました。

最後に、前を走れる機会が少なくとも、リコールしようとも、懲りずに多くのレースに参加して行きたいです。最近遠征から遠ざかっている方、まだ行ったことがない方、次のレースに一緒に参加しませんか?


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蟹の大船団





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