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関西選手権 2010 (10/23~24)


報告: 福田 育弘

去年? の彦根の琵琶湖選手権に参加したとき、永岡さんが関西選手権開催を彦根フリートの吉居さんに依頼されていて、是非彦根の関西選手権には出たいと考えていました。
停滞前線が本州の南におり風のなさそうな気圧配置の中、彦根にユルユルの風が吹きました。
参加人数は9名でアットホームな雰囲気でしたが、二日間で7レースきっちり運営して頂きました。

初日は330度、風速1~2m/s、4レース
第1レースの1上トップは永岡さんでしたが、サイドマークをお間違われになり、トップ集団皆さんが一緒に向かわれていました。
私は中盤だったので冷静に330度マイナス120度の計算をして、サイドマークではトップだったと思います。
このままトップかとほくそ笑んでいましたが、船足が遅くフィニッシュでは6位でした。
それ以降のレースはいいとこなしでよく覚えていません。
初日のレースは長浜の齋藤さん、沼津の小見山さんがワン・ツーの取り合いで、久保さんがそれに続きました。

レセプションまでのほっこりした時間に小見山さん・久保さんが自前のビールを参加メンバーにふるまわれ、大人の余裕の演出をされていました。
レセプションでは豚汁・近江牛のバーベキュー・焼きおにぎりが振舞われ、彦根で活動されている往年の名セーラーのお話を聞きながら、心地よく酔っ払いました。
参加者のほとんどは車中泊ということもあり遅くまで楽しまれたようです。
私は全国ゆるキャラ祭り開催中の彦根で宿が取れなかったので、嫁と息子二人をお供に長浜へ北上しました。

明朝、ホテルで朝食をとっていると、湖岸の木々がゆらゆらしており、ヘビーな一日が始まるのだな、とほくそ笑んでいました。
しかし長浜の風は湖岸を南下するに従い、ユルユルの風に戻っていました。

二日目は60度、風速1~4m/s、3レース
昼から雨の予報だったこともあり、午前中に3レース、きっちり運営して頂きました。
初日の微風のフリーで不自由な姿勢で固まっていたので、二日目は酷い筋肉痛でした。

初日の反省からセイルシェイプをいじってみました。日頃は微風でアウトホールは引かないのですが、フットが緩いとメインシートが引けないような気がして、フットを引いて、リーチを堅くして、メインシートを引くと、フットが緩いときに比べて、ブームエンドが風下アイに近づくような感じがして、船足が良くなるような感覚がありました。セールが古い、またはトラベラーの癖が悪い、どちらかに原因があり、メインシートを引くとブームエンドがアイではなくセンターに来る、センターにくると整流作用が悪くなり、キャットリグでは走らない。また、微風のランニングでもフットはきつめがいいかも。
勝手な理論でなんとなく気分もよく、1レース目はトップでした。
トップでしたが、齋藤選手の方が数段速く、ねちっこく押さえまくりました。
2レース目は小見山選手が速くトップフィニッシュでしたがDSQで、私が頂きました。
3レース目は最終下マークで齋藤選手にかわされ追いつけませんでした。

私が出る彦根のレースはいつもユルユルの風です。しかし、運営のセンスがよく、風がない割りにヨットレースらしい展開のあるレースができ満足できます。
また、大阪より短時間で行ける場所でありながら、すごく文化の違う地方に来た様な感覚があり、私はとっても気に入っています。次回の予約も永岡さんがされていたので、楽しみにしています。


成績表




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